2008年4月6日日曜日

南部杜氏の力作一堂 花巻で自醸清酒鑑評会

 第90回南部杜氏自醸清酒鑑評会(南部杜氏協会主催)は3日、花巻市石鳥谷町中寺林の南部杜氏会館で開かれた。4日まで審査を行い、全国からよりすぐった銘柄から上位15点を決める。

 北海道から愛媛県までの181工場が、新米で造った吟醸酒(精米歩合60%以下)564点を出品。国税局鑑定官らが審査員を務め、真剣な表情で味や香りを吟味した。

 1、2日に一審を行い、327点が3日の二審に進んだ。4日に結審し、今月下旬には上位15点が発表される。

 審査員長代理で県工業技術センターの遠山良食品醸造技術部長は「昨年は暖かく米が硬めだった。逆に冬は寒く、米が溶けにくかったが、非常に淡麗辛口でハイレベルな出来だ」と評価した。

 現在、南部杜氏協会の会員は全国で約850人。及川恒男会長は「鑑評会も90回を迎えたが、年々レベルアップを実感している」と話した。

出典:岩手日報