2008年4月6日日曜日

米豊作祈り神田下種祭 伊勢市楠部町

 伊勢神宮で用いる米をつくる伊勢市楠部町の神宮神田で4日、耕作始めを祝う神田(しんでん)下種祭(げしゅさい)が営まれた。

 約3ヘクタールの神田で、神前に供えるもちや酒などになる米を栽培。祭は1年の豊作を祈る儀式で、鷹司尚武大宮司や神職、地元奉仕員ら約70人が参列した。

 神田そばの忌鍬山(ゆぐわやま)で神事があり、童男役の佐野寿紀君(12)=五十鈴中学校1年=が、神聖な忌鎌(いみかま)で草を刈る所作に続いて神職らと入山。山頂でイチガイシの木から忌鍬(いみくわ)と呼ばれるくわを奉製した。

 神職が御田歌(みたうた)を唱える中、神田を管理する作長(さくちょう)が「田」の字に区切られた神田の祭場に忌鍬をふるう動作で奉仕。その後、奉仕員2人が田に入ってゆっくりともみをまいた。育った苗は5月上旬ごろの御田植初(おたうえはじめ)で植えられる。

出典:中日新聞