2008年3月4日火曜日

高校生の汗、純米酒に結晶酒造会社と連携/兵庫・加西市県立播磨農高

高校生の汗、純米酒に結晶酒造会社と連携/兵庫・加西市県立播磨農高

 兵庫県加西市の県立播磨農業高校の生徒と、地元の酒造会社が共同で開発した純米酒「玉丘のしずく」の販売が、今年も始まった。生徒らが、アイガモ農法で栽培した酒造好適米「山田錦」を使用。この農法で同校は昨年6月に、日本水大賞で農水大臣賞を受賞した。今年は、商品に受賞を記念した栞(しおり)を付けて販売。さらに、腕に磨きをかけた自信作だ。

 商品の販売は今年で3回目となる。校内の水田約40アールで栽培した酒造好適米約1トンを、地元の酒造会社「富久錦」が醸造した。

 稲作研究班2年生の丸山貴弘さんは「学校の水田には、絶滅危惧(きぐ)種のベッコウトンボなどたくさんの生き物がいる。自然の恵みを多くの人に味わってほしい」と話す。同班2年生の長濱和希さんは「将来は実家の田でも酒米を作り、ブランド酒を販売したい」と意欲的だ。

 価格は720ミリリットル入り1400円、1.8リットル入り2800円。それぞれ800本、320本の限定販売。問い合わせは「ふく蔵」、(電)0790(48)2005、または「四季創庫モリ」、(電)0790(42)2079。

出典:日本農業新聞