諏訪市湖岸通り三のレストラン「ホルツはつしま」が3月31日までで営業を終え、下諏訪町高木に新店舗「ガーデンテラス カフェレストラン ホルツはつしま」を出店、4月20日から営業を始める。現在地の土地、建物は養命酒製造(本店・東京都渋谷区)が取得。同社は隣接して持つ社有地とともに建物建設も含んだ再開発計画を検討している。
現在地はホテル・旅館が並ぶ諏訪湖の湖周道路沿いの一等地。養命酒製造が買い取ったのはホルツはつしまを運営するさんれーく(河西剛社長)と個人所有の、ホルツはつしまの建物(1968年建築、鉄骨3階建て約1000平方㍍)と土地約1000平方㍍(建物敷地約500平方㍍と駐車場用地約500平方㍍)。養命酒製造はこの地続きに以前から社有地を保有、保養所も開設している。
養命酒製造は跡地利用について「まったく検討の段階」(本店)とし、再開発計画がまだ具体化していないと説明。社内にプロジェクトを編成、さまざまな考えを検討している段階だという。
2階にあるレストランのホルツはつしま(140席)の利用者は高齢者グループを中心に1日平均平日が400―500人、休日は600―800人とされ、1階の売店を合わせた売上高は年間約2億3000万円に上るという。
ホルツはつしまは1965年4月1日にオープンした。68年、木造2階建て建物を取り壊し現在の建物に全面改築。諏訪湖からの浸水対策も狙いに1階はバスの駐車場。2、3階をレストランとし、当時としては珍しい「ドライブインレストラン」としてスタートした。その後、レストランは2階だけで営業、1階には売店を開設していた。
売却は養命酒製造の申し入れからで、河西社長は建物の老朽化が進んだことと、1階が駐車場の造りのため構造上の安全面から不安もあったとしている。31日は午後4時まで営業する。
一方、下諏訪町の新店舗は、木造平屋建て約220平方㍍。湖周道路沿いの元回転ずし店を全面改装し出店する。「イギリスの田舎や」をテーマに、英国人のガーデンデザイナーが全体のイメージやガーデニングを手掛け、湖畔側には木製のガーデンテラスを設置する。
客席数は82席。うちガーデンテラスは12席を用意する。店内は木の梁(はり)が見え、床は板張り。湖畔側や駐車場周辺には木や花を植え、一部植物は英国から取り寄せる。
敷地は約1300平方㍍(借地)。厨房やいすなどに投じる総工費は約5500万円。年中無休を基本に、営業時間は午前10時から午前0時(注文は午後11時)まで。年間の売上高目標は1億円という。
出典:長野日報